院長Blog

院長ブログです

こころ温まるお話「娘がくれた花マル」

       

「いってらっしゃい」 「杏奈も気をつけてね!鍵忘れちゃ駄目だよ!」 今日も慌ただしく、娘より先に家を出る。 娘の杏奈が中学生になり、家の都合から私は仕事を始めた。 以前は娘の宿題も見てあげることもできたのに、慣れない仕事で残業が続いて家で過ごす時間も少ない。 娘が私の描いた花マルを喜んでいた姿が、もう遠い昔のように感じる。 毎朝娘の寂しそうな顔を見ては「今日こそはご飯を作ってあ...

» 続きを読む

鏡餅

       

こんにちは。院長の山岡です。 年の暮れが近づき、慌ただしくなってきましたね。 最近はほとんど見かけなくなりましたが、年末の風物詩といえば、お正月に飾る「鏡餅」を作るためのお餅つき。 では、そもそもなぜお正月に鏡餅を準備するのでしょうか? それは「神様がやってくる場所」だから。 お正月は『年神様』という「1年を豊かにしてくれる神様」が訪れると考えられており、「鏡餅」はその依り代(よ...

» 続きを読む

こころ温まるお話「新聞係」

       

息子の初出勤を明日に控えた夜。 私は「就職おめでとう」の言葉と共に、用意していたプレゼントを渡した。 「ありがとう!」と言いながらプレゼントを開ける息子は、中身をみると「ファイル?」と不思議そうな声を出す。 そしてページを1枚めくったところで、「こんなの取ってあったんだ」と吹き出した。 それは息子のユウキが小学校5年生の時。下校時刻をとっくに過ぎて帰宅してきた日のことだ。 息子は...

» 続きを読む

いい風呂の日

       

こんにちは。院長の山岡です。 11月26日はいい風呂の日。湯船に浸かるのが気持ちいい季節ですね。 湯船といえば、大きな浴槽にざぶんと浸かるのが気持ちいい銭湯ですが、実は江戸時代ごろまでは蒸し風呂のようなスタイルでした。 狭い場所にためた蒸気を浴びて体の汚れをふやかし、こすって落としていたそうです。 その後、小さな湯船にお湯をため、膝から下だけ浸かり上半身は蒸気を浴びる戸棚風呂に変化。 ...

» 続きを読む

こころ温まるお話「おばあちゃんのお弁当」

       

娘のなっちゃんは小学1年生。もうすぐお姉ちゃんになる。 ある日、学校から遠足のお知らせを持ち帰ってきて「おべんとうはウサギさんかクマさんがいい!」と、おねだりしてきた。 私の作る『キャラ弁』が大好きで、お弁当のときは必ずリクエストされる。 けれど遠足の直前に出産が重なり、娘のお弁当は私の母にお願いすることになった。 「ママのおべんとうじゃなきゃやだ!」 しばらく渋っていた...

» 続きを読む

十五夜と十三夜

       

こんにちは。院長の山岡です。 今年の十五夜は9月21日でしたが、十三夜と呼ばれる「もうひとつのお月見」をご存知でしょうか? 十五夜が中国から伝わったのに対し、十三夜は日本独自の風習。 十五夜の次に美しい月で、2つを合わせて「二夜の月」と呼ばれています。 昔は片方だけしかお月見しないことを「片見月」や「片月見」と言って縁起が悪いとされ、十五夜と十三夜に同じ庭で月を見る風習があった...

» 続きを読む

こころ温まるお話「マドジー」

       

うちのおじいちゃんは、「マドジー」と呼ばれている。毎朝、窓から子ども達に声を掛けるからだ。 通学班の見守りボランティアを引退後、窓からでも見守りを続けるのはきっとよいことなんだろうけれど、私は少し恥ずかしい。 仕方なく、小学生がいなくなったのを見計らって家を出るから、高校に着くのはいつも遅刻ギリギリだ。 ある日、学校から帰るとおじいちゃんは部屋にこもっていた。腰を痛めて病院に通うことにな...

» 続きを読む

サンマ

       

こんにちは。院長の山岡です。 そろそろサンマがおいしい季節になってきましたね。 サンマは、その名前の由来にふたつの説があると言われています。 ひとつ目は、細長い魚を意味するサマナという言葉が、サマ、サンマと変化した説。 もうひとつは、サンマは群れで泳ぐことから、大きな群れを意味するサワと、魚を意味するマが合わさり、サワンマ、サンマと変化した説です。 大正時代以前では「三馬」と...

» 続きを読む

こころ温まるお話「絆をむすぶ、てるてる坊主」

       

繁忙期ということもあるが、このところは仕事が特に忙しい。 帰りは遅く、たまの休みも疲れに負けてついつい寝て過ごしてしまう。 「これから出かけるけど、パパも行く?」 「ふたりで行ってきていいよ」 前は休日になると家族そろって出かけたりしていたのに、いつしかこんな会話が当たり前になり、我が家からはすっかり笑顔が消えていた。 「たまには気分転換に、公園でピクニックでもしない?」...

» 続きを読む

かき氷

       

こんにちは。院長の山岡です。 お祭りに行くと、必ず並んでいるかき氷。夏の定番ともいえるかき氷は、日本で古くから親しまれてきた食べ物です。 かき氷に関して記載のある最も古い文献は「削り氷にあまづら入れて、新しき金椀に入れたる」と記された、清少納言の枕草子だといわれています。 当時、甘い素材は大変貴重だったので、かき氷は限られた人しか食べられない高級な食べ物だったそうですよ。 カラフル...

» 続きを読む

ただ今スタッフ募集中です!

クリニック見学会も実施中!詳しくは求人専用ページをご覧ください!

Read More
羽曳野市 歯医者 山岡歯科医院
診療時間
〒583-0872 大阪府羽曳野市はびきの1丁目4-6 コーポはびきやま1F
無料カウンセリング予約 求人情報