院長ブログです
この春から市民農園を借り、野菜作りを始めた。全くの素人である私達がそんなことを始めた理由。それはせっかくの週末をショッピングモールでなんとなく過ごすことが多い我が家の現状を立て直したい、という妻の意見からだった。 子どもは3人。3歳の二男は耕したふかふかの土を素足で歩くのが気持ち良くて、2年生の長男と二人ではしゃいでいる。大きなミミズや虫が出てくると、6年生の長女は「ギャーー!!!」と叫んで...
こんにちは。院長の山岡です。学生さん達はお待ちかねの夏休みですね。子供の頃はとても長く感じていた1ヶ月ですが、同じ1ヶ月でも大人になると「あっという間に過ぎた」と感じることが多くありませんか?これはもちろん本当に時間が早くなったわけではなく、「体感時間」が変わったからです。 これは「ジャネーの法則」で説明されている現象で「50歳にとっての1年は人生の50分の1だが、5歳には5分の1。よって、...
昔、母と二人暮らしだった小学生の時の話。母は毎日昼も夜も一生懸命働いて私を育ててくれていた。そんな母を尊敬する半面、一人の時間が長く、母にゆっくり甘えたい気持ちが満たされない寂しさを抱え、毎日を過ごしていた。 私は雨の日が好きだった。理由は、お気に入りの傘が使えるから。それは、お店で一目惚れをして、唯一母にわがままを言って買ってもらった傘だった。真っ白の地に色とりどりの水玉模様。その傘をさすだけ...
こんにちは。院長の山岡です。 毎年6月4日~10日は「歯と口の健康週間」。実はこの週間の歴史は古く、なんと1928年から名称を変えつつ続けられてきました。2012年までの55年間は「歯の衛生週間」という名称でしたので、こちらの方がピンとくる方がまだ多いかもしれませんね。ではなぜ現在の名称に変更されたのでしょうか? そのきっかけは「口腔の健康は、健康で質の高い生活を送るために重要だ」というこ...
その日は連休で、高速道路は大渋滞。やっとのことでパーキングエリアに到着し、お手洗へ向かいましたがやっぱりそこも大行列。(やれやれ…)と列の最後尾に並び、ようやく次は私の番、という時、突然背後から大きな声が。 「ほら、早く!ここに入れてもらいなさい!」 振り返ると、そこには小さな女の子とその母親がいました。 「すいませんねぇ、この子がもう我慢できないらしくて…。ほらお姉さん入れてくれるって...
こんにちは。院長の山岡です。5月の空に色鮮やかに浮かぶ魚といえばこいのぼり。では、これからの季節がまさに旬の、海を滑空する魚といえば…?もうおわかりでしょうか。答えは「トビウオ」。「アゴ」とも呼ばれる、大きな胸ビレで海面を滑空する魚です。時には1回で数百メートルも滑空し、しかも空中で方向転換までできるというから驚きです! トビウオには実は口腔内に歯はなく、「咽頭歯」と呼ばれる、喉にある歯がよく発...
僕は自分をネガティブな性格だと思っている。物事を始める前から悪い状況を想定してしまい、綿密に準備をしてからでないと行動しない。部活の試合でも(今ここでミスをしたら負けてしまう…)そう思うと積極的なプレイができず、キャプテンなのに…と、自分に嫌気がさすことがある。そして、そんな僕と正反対の性格なのが、チームのエースであるAだ。Aはピンチにもひるまずどんどん攻めていき、失敗を怖がらない。そしてそんなA...
こんにちは。院長の山岡です。 うららかな春の日差しの中、いよいよ新年度のスタートです。 ところでみなさんは「4月病」という言葉をご存知ですか?「5月病の間違いでは?」…いえいえ間違いではありません。4月は新入生、新入社員などのフレッシュマンが特に明るい希望に満ちあふれている時期。「友達をたく さん作ろう」「新しい習い事を始めてみよう」…などなど、本来の自分よりも少し頑張りすぎてしまう...
私のママは、テレビに出てくるような「美人で優しい理想のママ」。家はピカピカ、食事は手の込んだものがたくさん並び、家にはきれいな花が飾られている。友達からは「結のお母さんって完璧だよね」と言われることもあった。私も、そんなママがちょっぴり自慢なんだ。 ある朝、ママがイライラして元気がないように感じた。「どうしたの?」と聞いても「なんでもない」と言うだけ。学校から帰って来てもまだ機嫌が悪くて、い...
こんにちは。院長の山岡です。3月はモノトーンだった景色に黄色いクロッカスやピンクの桃などの明るい色が加わる季節。ジンチョウゲの甘い香りも春の訪れを感じさせます。でもやっぱり春といえば一番身近なこの花…「タンポポ」ですね。 タンポポは養分を蓄えられる非常に長い根を持ち、アスファルトの裂け目で人に踏まれても花を咲かせ続けるような強い花です。また、タンポポといえば「綿毛」。これもよくできており、航...