山岡歯科医院新聞です
歯の変色を防ぐ3つの習慣
カレー・コーラ・コーヒー・紅茶・ワインなどは『着色性食品』と呼ばれ、文字通りとても着色しやすい食品です。とはいえ、絶対に食べないで!というわけではありません。着色性食品を食べた後は、なるべく早く口をゆすげば大丈夫。しかし、ぜひ皆さんに注意していただきたいのは、この着色性食品との「食べ合わせ」です。
「悪い食べ合わせ」といえば、消化不良などを想像されるかもしれませんが、実は「歯の着色」に関しても、注意したい食べ合わせがあります。
それは、先ほどの『着色性食品』と一緒に、炭酸飲料・アルコール・酢・酸が多い野菜や果物などを口にしてしまうことです。これらは『着色補助食品』と呼ばれており、口に入れると歯の表面を溶かしてしまいます(脱灰)。そうして溶けたところに先ほどの『着色性食品』を食べると、歯に
色が入り込み簡単に色がついてしまうのです。着色性食品と補助食品の食べ合わせに注意し、食べてしまった場合は忘れずに歯を磨きましょう!
習慣3 タバコをやめる!
タバコのヤニが付いた歯は「濃い茶渋」が付いているように見えるため、食べ物による着色よりもハッキリと目立ちます。何より喫煙は、歯の着色だけでなく、口腔がん・歯周病・口臭・歯ぐきの黒ずみなどの原因にもなりますので、十分に注意しましょう。