山岡歯科医院新聞です
甘いものを控えているのに、むし歯ができてしまうといった経験はありませんか。実は、私たちの身の回りには、甘くなくてもむし歯の原因になる食品がたくさん存在しています。
せんべいやポテトチップスなどのスナック菓子は甘みを感じないものの、むし歯になりやすい2つの特徴があります。
スナック菓子に含まれる「でんぷん」は、だ液の酵素によってお口の中で糖に変わります。この糖がお口に残ると、細菌がむし歯の原因となる酸を作り出します。
砂糖や塩などの調味料が使われるスナック菓子はクセになる味付けのため、ついダラダラと食べてしまいがち。その結果、長時間お口の中に食べものが残り、むし歯リスクを高めてしまいます。
むし歯を予防するうえでは、食べものの種類だけでなく、食べ方にも注意が必要です。次の2つ のポイントに注意しながら、むし歯を効果的に予防していきましょう。
❶食事の回数は「1日5回」まで
間食を含めて多くても「1日5回まで」が理想的。食事の回数を減らすことで、むし歯リスクを抑えることができます。
❷よく噛んで食べる
よく噛むことでだ液がたくさん出てお口の中を
洗い流すほか、細菌が作り出した酸を中和してむし歯を防いでくれます。
歯科医院ではブラッシング指導やクリーニングに加えて、むし歯予防のための食習慣指導も行っています。歯科医師や歯科衛生士のアドバイスを受けながら、むし歯になりにくい食習慣を身につけていきましょう。