山岡歯科医院新聞です
歯が少ないほど医療費が高額になると言われています。つまり、はを失うリスクは将来に関わる医療費にも密接に関わってきます。
ある調査では、40歳以上で歯が5本未満の人は、20本以上ある人に比べて年間の歯科以外も含めた医療費が【約19万円も高くなる】と報告されています。他の調査でも同様の報告がされており、歯が1本~数本抜けただけでも医療費が高くなる傾向が明らかになっています。
歯が少ないと食べものを噛み砕く能力が落ち、消化吸収が悪くなります。これがやがて全身の栄養状態の悪化や病気・ケガのリスク増加につながります。さらに、歯周病になると糖尿病や心臓疾患、脳梗塞、アルツハイマー型認知症など全身の病気のリスクを高めることも明らかになっています。
歯の数を保ち、良好な噛み合わせを維持することは、全身の健康を守るだけでなく、医療費の節約にも貢献します。毎日のセルフケアはもちろん、定期的な歯科医院でのメインテナンスでむし歯や歯周病の予防・早期発見に努めることが大切です。ぜひ、私たちと一緒に大切な歯を守っていきましょう。