山岡歯科医院新聞です
歯並び 噛み合わせ 顎関節症 に影響が!
歯はちょっとした力でも、それが繰り返されることで少しずつ動いてしまいます。そのため、歯やあごに力がかかる癖があると、歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼすほか、左のページにある顎関節症の原因にもなります。子供は特に歯が動きやすいので、しっかり注意を促しましょう。
1 ほおづえ
ほおづえはあごに大きな力がかかるため歯並びが悪くなるほか、あごや顔のズレ・顎関節症など、様々なトラブルの原因になります。
2 うつ伏せ寝・横向き寝
頭は重さが4~6kgもあるため、うつ伏せで寝ていると、あごや歯に大きな力がかかります。ほおづえ同様、歯並び・あご・顔などに悪影響を及ぼします。
3 舌の癖
上下の前歯に舌を押し当てるなどの癖があると、少しずつ前歯が外に押し出され、かみ合わなくなってしまいます。
4 唇を噛む・吸う
上唇を噛んだり吸ったりしていると受け口になり、下唇を噛んだり吸ったりしていると出っ歯になる恐れがあります。
5 指しゃぶり・爪噛み
幼児期に指しゃぶりや爪噛みの癖が直らないと、出っ歯や受け口になる可能性があります。適正な時期に繰り返し注意を促し、本人に「癖を直す意識」をしっかり持たせましょう。