山岡歯科医院新聞

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山岡歯科新聞 3月号 2

       

取れた「つめもの」を飲み込んでしまったときの対処法

 

詰め物は時間の経過とともに劣化してきます。決して一生使えるものではなく、段差ができたり、接着が弱くなったり、2次むし歯が出来たりすることで、どうしても外れてしまうことがあります。

 

は、この外れたつめものをうっかり飲み込んでしまった場合はどうなるのでしょうか?

 

*多くはそのまま排出される

飲み込んだ場合の多くは、そのまま胃に流れ込みます。これを「誤飲」といいます。誤飲であれば数日のうちに便と一緒に排出されることがほとんどです。もし体調に不具合があったり、心配な場合は内科でレントゲン撮影をして確認してもらいましょう。

*こんな場合は注意!

もし飲み込んだときに咳き込んだり、喉にひっかかりを感じた場合は、気管に入ってりを感じた場合は、気管に入ってしまった可能性があります。これを「誤嚥(ごえん)」といいますが、ただちに内科を受診する必要があります。放っておくとつめものに付着していた細菌によって「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性があります。

*しっかり治療を!

もう一つ大切なのは、外れた歯をなるべく早く治療することです。つめものが取れた部分は、歯質の弱い部分がむき出しになっているため、処置が早いとそのまま再着が出来る場合もありますが、放っておくとむし歯になるリスクが高くなってしまいます。また、外れたということは何かしらの問題がある証拠ですので、必ず歯科で診てもらいましょう。

 

     

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