山岡歯科医院新聞です
よく噛むって こんなにすごい!
乳幼児から高齢者まで 健康に生きる必須習慣!
「よく噛んで食べなさい!」とは、誰もが耳にした事がある言葉ですよね。でも、なぜ「しっかり噛む」必要があるのでしょうか?
喉に詰まるから?胃に負担がかかるから?もちろんこれらも重要ですが、実は「しっかり噛む」ことにはたくさんの効用があります。
ひ 肥満予防
しっかり噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぎ、肥満の予防になります。
み 味覚の発達
よく噛むことで、食べ物の味がしっかり分かるようになります。
薄味でも満足できるようになるので健康にもプラス!濃い味の多い現代では子どもにとっても大切なことです。
こ 言葉がはっきりする
よく噛むことで口の周りの筋肉が鍛えられ、発音がはっきりします。
さらに、表情も豊かになり素敵な笑顔が作れるようになります。
の 脳の発達
噛むことで脳に刺激が伝わり脳細胞が活性化します。
子どもの脳の発達はもちろん、高齢者の認知症の予防になる事がわかっています。
は 歯の病気を防ぐ
噛むことで唾液がどんどん分泌されます。
だ液は口の中を綺麗にして、むし歯や歯周病を防ぐ効果があります。
が ガン予防
だ液には発がん性物質の発がん作用を抑える役割があります。
しっかり噛むことで多くのだ液が分泌され、癌の予防にもなります。
いー 胃腸の働きを促進
よく噛むことで消化酵素が多く出て、胃腸での食べ物の消化や吸収がよくなり、負担も軽くなります。
ぜ 全身の体力向上と全力投球
しっかり噛めば、それだけ力が強くわいてきます。
体力が向上し、全力を出したい時にもその力がアップします。
実は、これら頭文字をとると「ひみこのはがいーぜ(卑弥呼の歯がいーぜ)」となり、簡単に覚えることができます。しかし大切なのは、効用を知ることよりも、しっかり
噛んでその効用を自分自身に活かすこと。一口で30回噛むことを目安にして、普段の食事から健康維持・病気の防止に役立ててください。