山岡歯科医院新聞です
舌が「正しい位置」に無いと、かみ合わせや歯並びなどに影響が出てしまう可能性が。そこで今回はベストな舌の位置について解説いたします!
例えば、舌を
右のイラストのような位置においていませんか?
・舌先が前歯の裏側に当たっている
・舌先がどこにも触れていない
これらは全部不正解!
正しい舌の位置は、右のイラストのように、舌先を「上の前歯の少し後
ろ」に置き、舌全体を上顎にくっつけた場所です。
間違った位置に舌をおいていると、いずれ身体に大きな影響を与えます。たとえば子どもの場合、舌をつき出すように歯に押し付けていると、「上下の前歯が交差しないかみ合わせ」や「出っ歯」になってしまう可能性が!!
大人も注意!
口が無意識にポカンと開いてしまう人は、低位舌(ていいぜつ)の疑いがあります。低位舌とは舌の筋力が衰えて、左で紹介した「間違った位置」のように下顎の方に落ちている状態。そのままでは「口呼吸」や「いびき」などが生じるほか、飲み込む力が弱まる「嚥下障害」になり「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
ポイント!!
★大げさなくらい口を大きく動かす
★1回を4秒前後かけてゆっくり行う
★①〜④を1回として、1日30回を
目安に毎日続ける!