山岡歯科医院新聞です
TCHとは【食事以外で上下の歯が触れてしまう癖】のこと(Tooth Contacting Habit=歯列接触癖)。
この癖があるだけで下にあるようなたくさんの症状を引き起こす可能性があります。
今すぐセルフチェック!
実は上下の歯が触れるのは、基本的には食事のときのみ。時間にして1日20分以下です。そう、ほとんどの時間は上下の歯は触れていないのが正常な状態なのです。「歯ぎしり」「食いしばり」といった大きな力がかかっている場合はもちろんですが、軽く上下の歯が触れているだけでも様々な症状を引き起こすことが、この15年で広く知られるようになってきました。
健康な人でも、およそ2割の方にTCHがあると言われています。それにもかかわらず、自覚している方はとても少ないのがTCHの特徴です。今は症状があらわれていなくても、いずれ問題を引き起こす可能性がありますので、まずは下のセルフチェックをして、もしTCHがあればできるだけ早期に対応することが大切です。
どちらかに当てはまる場合、TCHの可能性があります(当てはまらないからといって必ずしもTCHではない、とは限りません)。もしTCHの恐れがある場合は、様々な治療方法がありますので、どうぞお早めにご相談ください。
1正面を向いて、上下の唇を軽く閉じる
2その状態で上の歯と下の歯が接触しないように軽く離す
☑口の周りに違和感がある
☑そのまま数分間維持できそうにない
いかがでしたか?当てはまる方は早めにご相談ください。