山岡歯科医院新聞です
お口の周りや舌の筋肉が弱かったり、アレルギーで鼻が詰まっていたりすると、鼻呼吸ではなく口呼吸になってしまうことが…。
「呼吸できればどちらも同じでは?」と思ったら、それは大きな間違いです!
実は、私たちの『だ液』には『溶けかけている歯を修復する作用』や『汚れを洗い流してお口の中を殺菌する作用』があります。しかし、口呼吸が続くとお口の中が乾燥してだ液が減少し、その結果むし歯や歯周病になる可能性が高くなってしまいます。
☑無意識にお口が開いている
☑お口が乾きやすい
☑唇が荒れている
☑いびきや歯ぎしりがある
☑朝起きた時に喉がヒリヒリと痛い
☑口臭が強いと感じることがある
❕上記の項目にひとつでも当てはまる方は、口呼吸をしている可能性があります。
意識的にお口を閉じて鼻呼吸に切り替えられればベストですが、なかなか難しいもの。また、鼻づまりや風邪・アレルギー性鼻炎を原因とする場合は、専門医の治療が必要です。放っておくと、さらに悪化して悪影響を及ぼす可能性もありますので、歯科や耳鼻咽喉科に必ず相談してください。