山岡歯科医院新聞です
食事の際に姿勢が歪んでいると「片方の歯ばかりで噛む」など、悪いくせがついてしまいます。特に、足が地面に着いていないと、噛む力はおよそ15%も下がると言われており、しっかり噛めないことで、あごが成長せず、歯並びが悪くなる可能性も高くなります。
歯並びが悪くなると、歯ブラシの毛先が汚れに届きにくくなり、磨き残しが増えてしまいます。すると、お口の中の細菌がどんどん繁殖して、むし歯や歯周病といったトラブルを引き起こすようになります。むし歯や歯周病が悪化すると「歯を失うリスクに繋がる」ため、できる限り避けなくてはいけません。
正しい姿勢で食事をするには、からだに合わせた「高さ」が重要です。まず、背筋をピンと伸ばした状態で椅子に座ってもらい、肘と膝の角度が直角になっているか確認します。
このとき、肘や膝の角度が直角にならなければ、椅子の高さを調整するか、足置き台などを置いて、肘や膝が直角になるように調整しましょう
子どもだけではなく、大人にとっても「正しい姿勢で食事をする」ことは大切です。姿勢が歪むと、肩こりや頭痛の原因になったり、顎関節症を引き起こしたりすることがあります。
健康なからだを作るには、よりよい生活習慣が必要不可欠!ぜひ、ご家族みんなで姿勢をチェックしてみてくださいね