山岡歯科医院新聞です
歯医者さんで飛び交う 「右下6番シーツー」 といった、数字やアルファベットの暗号のような会話を不思議に思ったことはありませんか?
今回はその謎を解き明かします。
歯医者さんでよく聞く番号やアルファベットは、「歯の背番号」のようなもの。永久歯の場合は一番前の歯から奥に向かって1~8までの番号で、乳歯の場合はA~Eのアルファベットで表します。
「C(シー)」からはじまる用語は、むし歯の進行度を表します。むし歯は進行度ごとにCO・C1・C2・C3・C4の5段階に分けられ、数字が大きくなるほどむし歯が深いことを意味しています。CO~C1の間に早期発見できるのが一番ですが、C2以降になるとむし歯の進行も一気に早まるので、早めの治療が重要です。
「右下の前から6番目の歯(大臼歯)に、早期治療が必要なむし歯がある」です。
次に歯科検診を受ける時は、ぜひ耳を澄ませて聞いてみてくださいね。