羽曳野市　診療科目案内

山岡歯科新聞　2024　10月号　①

スポーツの秋！！お口のアクシデントにご用心

「歯のケガ」とその対処法

スポーツに熱中しすぎてつい忘れがちなのが、スポーツ中におこる「歯のケガ」への配慮です。

今回は、歯をケガした場合の対処法や注意点などをご紹介していきます。

歯が欠けた・折れた

多いのは、ぶつけた衝撃で歯が欠けたり折れたりすることです。少し欠けた程度であれば痛みなどの症状はなく、歯の神経への影響もそれほど心配ありません。欠けた部分は、つめものやかぶせもので形を整えていきます。ただし、歯が大きく欠けて神経が露出した場合には神経を残せなくなるおそれがあるため、すぐに歯科医院を受診しましょう。

歯がグラグラする・位置がずれた

歯がグラグラする・いつもと違う位置にずれた場合には、ただちに歯科医院を受診してください。揺れたりずれたりした歯は正しい位置に固定し、しばらく安静にすることで健康な状態に戻せる可能性があります。

歯が抜け落ちたら？

• 30分以内に受診する。
• 脱落した歯を乾燥させないよう、専用の保存液、生理食塩水または牛乳に浸して持参する。これらが手元にない場合は、抜けた歯をお口の中に含ませて来院する。

• できるだけ歯の根の部分には触らない。

症状がなくても念のため詳しい検査を

スポーツ中に歯を強く打った場合、その時は特に問題がなくても、後から歯が痛くなることや黒く変色することも少なくありません。したがって、自覚症状がなくても、歯科医院で一度詳しい検査を受けておきましょう。