山岡歯科医院新聞です
永久歯がなかなか生え変わらない場合、見えないところでこんなトラブルが起きている可能性が…!
最初の永久歯が生えるのは多くの場合6歳前後で、私たち大人でいう「奥歯」が生えてきます。この時期に前後して、下の前歯やその周囲の歯も生え変わりが進みます。順番や時期に個人差はあるものの、13歳ごろまでに親知らずを除く永久歯が生え揃います。
「生え変わりがなかなか進まない…」そんなときは特別な事情が隠れているかもしれません。たとえば10人に1人の割合で起こる「先天性欠如」の場合、歯胚(しはい)と呼ばれる「歯の赤ちゃん」が無いため、永久歯が生えてきません。
反対に、歯が本来よりも多い「過剰歯」というケースもあります。生える場所や道筋を遮られ、歯が生えにくくなります。
ほかにも、歯の位置などが本来と違うと、骨の中から生えてこないこともあります。
病院というのは、風邪を引いたときや、怪我をしたときに受診する…というイメージがあるかもしれませんが、歯の場合は日々の予防が大切です。お口の異常を早期発見するためにも、ぜひ定期的にご来院ください!