山岡歯科医院新聞です
歯が0本の人は20本以上ある人に比べて「健康寿命がおよそ90~70日短い」という研究結果があります。元気で長生きするためには、1本でも多くの歯を残すことがとても重要なのです!
右のグラフの通り、「脳血管疾患(脳卒中)」「高齢による衰弱」「骨折・転倒」などよりも、介護が必要になる原因で最も多いのが「認知症」です。認知症の発症は「歯の残存数」とも関連が深く、歯が少ない人ほど認知症のリスクが高くなることがわかっています。
また、「高齢による衰弱」や「骨折・転倒」も、歯が少なくなることでタンパク質が不足し、体力や筋力の低下を招くことがその要因に考えられています。このように、「歯を守ること」が「要介護のリスクを下げる」ために、とても重要な意味を持っています。
定期的に検診を受けている人は、問題がある時だけ歯科を受診する人よりも、歯を多く残せることが明らかになっています。定期検診でお口の健康を保ち、健康寿命を延ばしていきましょう!