山岡歯科医院新聞です
お子さんは自覚症状があっても、お口トラブルをうまく伝えられないこともあり、気がつかない間に症状が進行していた、ということも少なくありません。周囲の大人が気を配り、早期に発見してあげることが大切です。
それは「エナメル質形成不全」 かもしれません。歯の表面を覆っている「エナメル質」が不完全な状態で歯が生えてしまう症例です。
むし歯になりやすい、進行が早いという特徴がありますので、定期的な検診を受けてください。
日常的にしていると、むし歯や歯肉炎が増え、歯並びが悪くなるリスクがあります。また、風邪をひきやすくなる原因にもなります。
最近は歯科医院で原因や対策の指導をし、長期的に管理することが保険診療でできるようになりましたので、お気軽にご相談ください。
歯を強くぶつけてしまった可能性があります。その場合の赤みは歯の神経の充血や内出血です。放っておくと、歯の根の周囲に病気ができて歯ぐきが腫れてしまうことも。レントゲンを撮り、神経の状態を確認して適切な処置をしてもらいましょう。