山岡歯科医院新聞

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山岡歯科新聞 7月号 パート2

       

コロナウイルス 薬はいつできる?
猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、薬の開発はどうなっているのでしょうか?そこで、ウイルスに対抗するための薬の開発と、それにかかる時間についてご紹介したいと思います。

 

今すぐ効果のある薬を!

「ドラッグ・リポジョニング」

抗ウイルス薬もワクチンも、その開発には膨大な時間がかかります。そこで、いま急がれているのが、すでに存在している薬を新型コロナウイルス治療薬へと転用することです。これを「ドラッグ・リポジショニング」と言います。今のところ、新型インフルエンザ用に開発された「アビガン」をはじめ、エボラ出血熱治療薬「レムデシビル」など、様々な薬が世界中で試験され、すでに承認されているものもあります。当面の間はこうした薬の転用によって闘っていくことになります。

 

やはり基本は自己防衛!

新型コロナウイルスに効果がある薬が見つかったとはいえ、100%重症化を防げるわけではありません。そして、とても苦しい病気と言われています。つまり「自己防衛」がこれまでどおり大切であることに変わりありません。手指の消毒をしっかり行い、3密(密閉、密集、密接)を避けて生活をすること。そして、お口のケアも感染症の予防にはとても効果があります。また、私たち歯科も、院内での感染が起きないよう、万全の対策をしてみなさんの治療にあたっています。痛みがあるときなどは、無理に我慢せず、どうぞ安心してご来院ください。

 

頑張って乗り切ろう

いずれ私たちは、必ずこの新型コロナウイルスに打ち勝つ方法を見つけ出します。それまでの間、自分と自分の大切な人を守れるよう、できる限りの対策をしっかりして、みなさん一緒にこの苦難を乗り切りましょう。

 

     

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