山岡歯科医院新聞です
知らなかった!!
歯科医師のヒミツ
みなさまのお口のトラブルを解決する「歯科医師」
実は、意外に知られていないこんなヒミツがあります。
ご存知ですか? 歯科医師と医師の違い!
「歯科医師」と「医師」はそれぞれ異なる「国家資格」です。「医師」は内科・外科をはじめ、様々な科目を取り扱う(標榜する)ことができますが、歯科・歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科に限っては「歯科医師」しか取り扱うことができません。
「医師」になるには「医学部」で、「歯科医師」になるには「歯学部(歯学科)」で学んだあと、それぞれ国家試験に合格する必要があります。なお、「歯学部歯学科)」のある大学は国立11校・公立1校・私立17校の全29校です。
国家試験は難関!!
「歯科医師国家試験」は年々難易度が上がってきています。一時は90%近かった合格率ですが、近年は60%程度まで低下。また、3千人を超えていた合格者数もここ数年は2千人を下回ることも。ちなみに、現在の歯科医師の総数はおよそ10万人です。
実はこんな資格もついてくる
歯科医師になると次のような資格も付随します。また、試験の一部免除などの優遇のある資格もあります。
無試験で付与されるもの・・・食品衛生管理者、衛生管理者
一部の試験免除等があるもの・・・歯科技工士、臨床検査技師、労働衛生コンサルタント
実はアメリカでは No.1
アメリカの時事解説雑誌U.S. News & World Reportによると、2017年の「最優秀職業ランキング」では「歯科医師」がNo.1に選ばれています(2019年は同4位)。アメリカではとても人気のある職業なんですね。日本では歯科の数が多いと言われていますが、あくまでも以前と比べてのこと。自分の知識と技術で患者さんを助けられるとてもやりがいのある仕事ですので、ぜひいかがでしょうか?